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韓国メディアによると今月に入り韓国気象庁が出している予報と実際の天気を比較した結果、気象庁が「雨または夕立」などと予想を出していたことに関して現地での的中率はゼロだったとしています。

2016年7月14日、韓国・朝鮮日報は、このところ韓国気象庁による天気予報の誤報が続いているとし、過去1週間のうち5日間は「雨か夕立」とした予報に至っては「正確度0%」を記録したと報じた。 

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韓国の大手新聞社『朝鮮日報』の記事として、今月6~12日の1週間に韓国気象庁が「雨または夕立」という天気予報を出したことについて調査した結果、的中率はゼロだったと報じています。

朝鮮日報によると7月6日~12日に出された午後5時時点の翌日の予報と実際の天気を比較したものだとしており、この間雨が降ったのは12日明け方の降った1時間に3ミリの雨だったとしています。もちろんこの天気予報も外れたということになるのですが、韓国気象庁が6日そして7日に「ソウルなど中部地域では30~80ミリ、多いところでは120ミリ以上の大雨になる」と予報を出していたものの雨は全く降らなかったとしています。

韓国における天気予報のハズレはここ数年前、少なくとも2009年以降から続いておりYTNテレビが予報が頻繁に外れる原因の調査を行なったところ、韓国全土に設置されている観測装置の多くが故障し使用できない状態になっていたことが明らかになりました。

韓国では気象予報に関して最新鋭のスーパーコンピューターを導入し英国から購入した最新ソフトを用いているとしているものの元データとなる観測機器の不具合が放置されていることやデータを分析し最終的に予報を決定する予報官の技量不足、優秀な予報官を育てられない気象庁の頻繁な人事異動に大きな原因があると指摘しています。


韓国気象庁についてはこれから多くなる台風進路予想でも大外れをしたことで国民から批判する声が上がっていたこともあるのですが、過去に公式サイトにおける台風の進路予想として必ず日本を通過したり日本の大都市部を直撃するという進路希望を出していたことが知られていました。