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中国の一部都市に試験導入されたのはゴミを捨てることでポイントを集め商品に交換できるというサービスです。中国メディアによると今後このゴミ箱を北京市に3000台導入計画を発表しました。

北京市西城区玉廊東園に試験導入されていたのは生ごみとその他のごみを捨てることができるゴミ箱です。しかしただのゴミ箱ではありません。スマホや携帯電話と連携することでゴミを捨てるごとにポイントが加算されるという物になっています。

画期的!?中国で導入された「スマートごみ箱」ってなんだ? - Record China

中国メディア『京華時報』によると、北京市市政市容管理委員会は今後このスマートゴミ箱を市内3000箇所に設置し1000以上の団地をカバーする計画を発表したと報じています。

▼スマートゴミ箱
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Photo:手机岁岁网

このゴミ箱は北京市内のゴミ収集など衛生事業を営む国有企業『北京環衛集団』が開発したものでゴミを捨てる際、会員登録した時に発行されるQRコードをセンサーで読み込みます。すると蓋が開きゴミを捨てることで重さごとにポイント(北京藍(北京ブルー)ポイント)が加算されるというものです。
1ポイントは1分(100分=1元、約0.19円)としてオンラインサイトで利用することができ生活用品を購入できる他、現金に換金できるとしています。

当局としては特に台所から出るようなゴミを重点的に回収を進めるとしており、ゴミ箱回収としてはあまり耳ししない『生ごみ回収』というゴミ箱が作られたといいます。実は投棄されるゴミの量として一般ごみより生ごみが6倍多いとしておりこのようなアイディアに至ったとしています。

ちなみにこれまで集められたゴミの量としてリサイクル可能な食品廃棄物は今年上半期で2000トンだったとしています。