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水上の揚陸艦から発進し上陸したのち兵士を展開しつつ戦闘を行う兵員輸送能力のある水陸両用車について、国内の一部メディアによると防衛省が国産車両の開発に向け最大50億円前後の開発費を計上すると報じています。 

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防衛省が離島奪還作戦などを念頭に、国産の水陸両用車の開発に着手する方針を固めたことが10日、分かった。平成29年度予算案概算要求に研究開発費40億~50億円を計上する。防衛省は25年度予算以降、米国製水陸両用車「AAV7」の調達を行っているが、速度面などでより高性能の車両が必要と判断した。将来的には日米共同研究を行い、防衛装備輸出につなげたい考えだ。

産経新聞
産経新聞によると国産開発されることになったのは水陸両用車という米軍では海兵隊を搭乗し沖合から展開され、離島など占領されたエリアに上陸することが可能な装甲兵員輸送車です。

現在、自衛隊にはアメリカが1970年台に開発したAAV7という車両を輸入しており、今後52両を配備することで新たに創設される水陸機動団の中核装備になります。
しかし、AAV7の欠点として水上における機動性が著しく悪く(水上速度は13km/h)、また標準の武装が12.7mm M2ブローニング1門、40mmグレネードランチャー1門程度で上陸作戦では危険性が伴うという指摘が多く、アメリカとの共同開発も視野に入れた共同開発、または国産開発を目指していくとしています。

▼AAV7


▼AAV7の後継車両となる予定だったEFV


一方、アメリカではAAV7の事実上の後継車両となるEFVを開発していました。この車両は水上速度は46.3km/hに達し武装も30mm機関砲と7.62mmとしていたのですが予算削減から開発中止となりました。その後、AAV7の後続車両として2014年11月末の段階でジェネラル・ダイナミクスと三菱重工業が共同開発に着手しています。

この計画がどこまで進んでいるのかは不明なのですが、過去の記事によると三菱重工業は水上で37~46km/hの速度を出せる車両を開発するとしており、エンジンは主力戦車(10式戦車?)のものを小型化したものを搭載するとしています。

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