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ペットとして人気の高いネコと犬。一般的にネコは室内や家周辺を犬は散歩で出歩くという飼い方となっているのですが、海外で飼猫ネコが自宅前を通りかかった飼い犬7頭に襲いかかるという事件があったと報じられています。

(CNN) カナダのブリティッシュコロンビア州で、1匹の飼い猫が自宅前を散歩していた大型犬のピットブルテリア7頭に襲い掛かって1頭に引っかき傷を負わせる騒ぎがあった。

CNN
犬といえば『番犬』という言葉があるのですが、『番猫』というのは聞いたことがありません。しかしこの『番猫』のような振る舞いをしてしまった猫により犬が負傷するという事件を海外メディアが報じています。

記事によると、事件があったのは同州のビクトリアという都市で飼い主ベティ・トンプソンさんによるとこの日、飼い犬と散歩していた女性グループが自宅付近を通りかかったといいます。当時犬は7頭いたのですが、そのうち1匹が猫に興味を示し「遊びたい」という態度で接していたといいます。
しかし猫は拒否します。

その後、何を思ったのか猫は犬とその飼主に襲いかかり猛烈アタックを仕掛けたといいます。

▼ドヤ顔の飼猫と襲われた犬
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その現場にもトンプソンさんがいたそうなのですが、当時の様子について猫は自身を守ろうとしていたように見えたと話しているそうです。襲われてしまった犬について傷はそれほど深いものではなかったのですが、顔面を中心に引っ掻かれており相手側に治療代として222ドル(約2万2000円)を負担したとのことです。

トンプソンさんによると飼猫の名前は『ベイビー』で年齢はなんと16歳とのこと。一方、顔面を引っ掻き回された犬はピットブルテリアという種で人間を襲い死亡させた例もあるほど攻撃的な性格で知られており複数の国では飼育や輸入そのものが禁止されているとのことです。