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ここ最近中国のインターネット上で話題を集めている一枚の写真があります。写真は湖で撮影されたものなのですが、中年の女性がシャンプーを使い

2016年9月17日、中国雲南省玉渓市の撫仙湖は「雲南高原の明珠」と呼ばれるほどの水質の良さで知られる。このほどインターネット上に「湖畔で堂々と髪を洗う下着姿の中年女性がいた」との写真付きの投稿があり、物議を醸している。春城晩報が伝えた。 

Record China
中国メディア『春城晩報』によると、今月中国雲南省玉渓市の撫仙湖でとある中年女性が下着姿で湖に浸かり持参したシャンプーで頭を洗う行為が撮影されインターンネット上で批判の声が相次いでいると報じています。

なぜここまで批判の声が寄せられているのか、撫仙湖は「雲南高原の明珠」などと愛称があり中国でも水質が良い湖として知られているそうです。また、中国の基準では「I類」という最高ランクの水質とされており下流域では飲料水にも使用されているとのことです。

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撫仙湖には一部温泉が湧いているところがあるそうで、温泉に入りに来た人たちがこのような行為を続けているものと考えられてます。

記事によると、他にも水質汚染につながる他の行為も確認されているとしており、最近では車で浅瀬に乗り入れ洗車をする例や地域にゴルフ場が乱立していることから農薬を含んだ水が流れているとしています。

撫仙湖は標高1721mのところにあり面積は212キロ平方メートル、長さは31.5kmあります。また深さは最大で155mで平均は76.3mとなっています。
水質汚染に関しては農業、農村汚染、都市観光等でかなり汚れた頃があり1990年代から対策が実施されています。その後大幅に水質が改善し2002年には「I類~II類」の水質になったとのことです。また、1992年の探査で水中に遺跡があることが確認され2001年に中国発となる水中考古学調査が実施されています。