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中国で不動産王などとされる郭斌氏(写真左)が日本に訪れた際、宿泊先のホテルで「水道水を出しっぱなしにしてうっぷんが晴れた」などと書き込んだことが中国で注目を集めていた件に関して、旅行客非文明行為記録管理暫定法に抵触するとしてブラックリスト入りを検討していると報じられています。

2016年9月21日、中国の元卓球女王、王楠(ワン・ナン)さんの夫で不動産王の郭斌(グオ・ビン)氏が、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)上で日本の侵略の歴史を批判し、「日本のホテルで水を出しっぱなしにしてやった」などと投稿し物議を醸した問題で、中国の旅行予約サイト、携程網(Ctrip)の関係者は「非文明的な行為だ」と批判した上で、同氏のブラックリスト入りを検討すると明らかにした。網易旅遊が伝えた。
これは今月18日、今から80年以上前に発生した後に満州事変へ繋がる鉄道爆破事件『柳条湖事件』が起こった日に中国の不動産王とされる郭斌(グオ・ビン)氏が日本に訪れた際の感想として「中国人は国辱を永遠に忘れてはならない」、「日本へ行ったが、日本製のものは家電を含めて何も使わなかった。日本のホテルで水道を出しっ放しにして、うっぷんが晴れた」などと中国版Twitterに書き込んでいたものになります。

この書き込みに対して妻の有名元卓球選手も「9・18を永遠に忘れてはいけない」などと支持する書き込みを行っていたものを含め、中国内では郭氏の行動に対し賛否の声が多く寄せられていました。

この件に関して旅行客非文明行為記録管理暫定法という観光先で問題を起こした国民に対しての制裁処置の対象となる行動だとして民間の旅行予約サイトがブラックリスト入りを検討していると報じています。

旅行客非文明行為記録管理暫定法

この法律は44の国家関連機関及び民間企業(旅行会社や航空会社など)と情報連携して国内外の観光先で『非文化的な行動』を行った人物に対し制裁処置を加えるという法律です。非文化的な行動とは旅行における虚偽の申告や資料の偽造、暴力や脅迫などの犯罪行為などに適用されるのですが、最近ではトイレの使い方が悪いだけでもブラックリスト入りする可能性があるといわれています。

▼紅軍兵士の彫像の頭に座り記念写真を撮った男。その後特定され10年間のブラックリスト対象者となりました。
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ブラックリストに入った場合どのような制裁が加えられるのかに関しては、氏名が公開され旅行に必要な航空や鉄道チケットの購入が不可能になる他、出国制限が実施されます。また企業の取締役など役職に就くことが事実上不可能になるほか個人の銀行融資の制限されるとしています。

ブラックリストから外される期間は平均で1~2年、長いものでは10年以上も確認されています。2015年におけるブラックリスト対象者は308万人あまりで取り消しとなった航空チケットは357万件と報じられてます。

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