アメリカの民間宇宙開発ベンチャー、スペースXは今後の宇宙開発として2020年代に実施する大規模な人類火星移住計画を発表しました。運用される宇宙船には一度に100人が搭乗できるなど桁違いの規模となっています。
国内外の複数メディアによると、今月27日行われたメキシコで開催された国際宇宙会議でスペースXの最高経営責任(CEO)イーロン・マスク氏は2025年までに有人宇宙飛行を実現させる公言し、超大型ロケット及び宇宙船を再利用することで大規模な火星移住計画を実行するとしています。
現在スペースXは火星移住に必要なロケットや宇宙船など全てを『インタープラネタリー・トランスポート・システム』と呼んでおり、計画に関しては以前から僅かながら報じられていたのですが、今回の宇宙会議では全体像が初めて明らかになりました。
こちらがインタープラネタリー・トランスポート・システムによる火星移住計画のCG映像です。イーロン・マスク氏によると、最初の無人による試験飛行を2018年春に実施し、2020年に2機の補給機を発射そして、CGでも描かれているような巨大宇宙船を2022年に打ち上げ一路火星へ目指します。
計画によると宇宙船に搭乗できる人数は1隻あたり100人です。この計画に関する危険性に関してイーロン・マスク氏も説明しており 「火星で問題に直面しても地球に助けを求めることはできない」としたうえで、「最初の有人火星ミッションへの参加者は、放射線、ソーラーフレア(太陽フレア)、微弱重力、凍て付くような寒さ、有毒な土壌などの様々な危険に晒されることになるが、それでもこのミッションに参加する価値は十分にある」と述べています。(参考)
この計画は二度と地球へ帰還できない火星への片道切符ではなく、希望する場合は火星から地球へ帰還することも可能なものとなっています。
何れの内容もこれまで発表されどの宇宙開発よりも桁違いとなっているのですが、具体的なロケットのスペック等は別の記事で紹介して行こうと思います。
現在スペースXは火星移住に必要なロケットや宇宙船など全てを『インタープラネタリー・トランスポート・システム』と呼んでおり、計画に関しては以前から僅かながら報じられていたのですが、今回の宇宙会議では全体像が初めて明らかになりました。
こちらがインタープラネタリー・トランスポート・システムによる火星移住計画のCG映像です。イーロン・マスク氏によると、最初の無人による試験飛行を2018年春に実施し、2020年に2機の補給機を発射そして、CGでも描かれているような巨大宇宙船を2022年に打ち上げ一路火星へ目指します。
計画によると宇宙船に搭乗できる人数は1隻あたり100人です。この計画に関する危険性に関してイーロン・マスク氏も説明しており 「火星で問題に直面しても地球に助けを求めることはできない」としたうえで、「最初の有人火星ミッションへの参加者は、放射線、ソーラーフレア(太陽フレア)、微弱重力、凍て付くような寒さ、有毒な土壌などの様々な危険に晒されることになるが、それでもこのミッションに参加する価値は十分にある」と述べています。(参考)
この計画は二度と地球へ帰還できない火星への片道切符ではなく、希望する場合は火星から地球へ帰還することも可能なものとなっています。
何れの内容もこれまで発表されどの宇宙開発よりも桁違いとなっているのですが、具体的なロケットのスペック等は別の記事で紹介して行こうと思います。