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アメリカの政府機関『アメリカ地質調査所』は本土西海岸でマグニチュード7以上の地震が発生する可能性があるとして該当する地域に警戒警報を発令していると報じられています。写真はサンフランシスコ地震が発生した当時の様子。

アメリカ合衆国バージニア州レストンに本部を置くアメリカ地質調査所は先月末より小規模な群発地震が発生していることを理由に今後1週間以内に本土西海岸で大地震が発生する可能性があると地震警戒警報を発令しています。

USGS: カリフォルニア州を対象に地震警戒警報・1週間以内に大地震が起きる可能性が増大 - BusinessNewsline

記事によると、地震警戒警報が発令されている都市はカリフォルニア州に位置するサンディエゴ、ロサンゼルス、サンバーナーディーノおよびその周辺の4都市で発令された1日から4日の期間にマグニチュード7+の地震が発生する可能性があるとしています。アメリカ地質調査所によると発生確率については0.03~1%と予想しています。

▼1906年4月18日早朝に発生したサンフランシスコ地震の被害(推定マグニチュード7.8)
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この地域にはサンアンドレアス断層という全長1300kmの大断層が存在しており西部開拓時代以降の記録では1857年、1906年、1989年、1994年、2004年に大地震が発生しておりマグニチュードは6から7.9(推定)となっています。

アメリカ地質調査所によると先月26日、メキシコ国境に位置するカリフォルニア州最南部バンベイ・ビーチでマグニチュード4.3の地震が発生して以降体に感じる地震が150回続いているしています。この警報に関しては米時間今月4日に更新を行うとしています。