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アニメ以外でも例えばゲームや漫画と言った場面では典型的な中国人女性として『お団子ヘアにチャイナドレス』を着用しているという姿が描かれることが多くあります。現実にはほとんどいないというこの姿。なぜ描かれ続けているのでしょうか。

2016年10月20日、中国のポータルサイト・今日頭条が、日本アニメに出てくる中国人がいつもお団子ヘアにチャイナドレスである理由について分析する記事を掲載した。 記事によると、日本アニメに出てくる中国人は、女性はお団子ヘアにチャイナドレスで、男性は道士服だと指摘。

Record China
確かに作品のジャンルは問わず、サブカルチャーにおける中国人女性といえば『シニヨン』所謂お団子ヘアにチャイナドレスは定番中の定番です。もちろん、日本人(キャラクターを含む)の中国人コスプレでもこのスタイルは定番なのですが、「実際には見かけない」という中国人像に関して中国のポータルサイトではなぜ今もこのような姿が描かれ続けているのかという分析した記事が紹介されています。

Record Chinaによるとポータルサイト・今日頭条が分析した結果として、1980年代日本で流行したアクションホラーコメディー『幽玄道士(キョンシーズ)』の主人公がテンテンがお団子ヘアをしており、このテンテンのイメージが現代まで続く中国人像を形作ったとしています。

▼テンテン(シャドウ・リュウさん、出身は台湾)
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このことに関し中国のネットユーザーからは「お団子ヘアって、実際にしている人を見たことがないのだが」、「こうしないと日本人と中国人の区別がつかないからな。俺たちだって日本人といったら和服のイメージなのと同じだ」などとコメントが寄せられていたとしています。

サブカルチャー分野におけるキャラクターは例えば筋肉ムキムキだったり、実際の人間ではありえないスタイルや髪の毛や瞳の色が赤や金髪、紫、青、白だったりします。その上でキャラ分けが難しい日本人と中国人を表現するために『お団子ヘアやチャイナドレス』など現実では目にしない組み合わせであっても採用している可能性が高いと考えられます。


ちなみに現代に続く中国人の強烈なイメージ像を作ったとされるテンテン役のシャドウ・リュウさんは11歳で日本の横浜中華学院に入学し日本語を習得。高校では日本語検定1級に合格するなどし1990年代には日本アイドルグループに所属していました。2000年には台湾に帰国するものの03年には再来日し芸能界復帰していたのですが、現在は台湾で女優として活躍する一方家族でペットショップを経営しているとのことです。
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