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減圧されたカプセル内を高速で移動する列車『ハイパーループ』。これはテスラモーターズやスペースXで知られるイーロン・マスク氏らが発案したものなのですが、なんと韓国ではこれに似た列車の開発が行われていると報じられています。

2016年10月18日、韓国・聯合ニュースによると、音に近い速度でソウル・釜山間を30分でつなぐ「亜音速カプセルトレイン」が韓国で開発されている。

韓国の未来創造科学部は18日、「最大時速1000キロメートルの次世代高速鉄道『亜音速カプセルトレイン』が鉄道科学技術研究院で開発されている」と明らかにした。 

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これまで列車の最高速度を大幅に超える旅客機並の速度、またはそれ以上の速度を出せるとというカプセルトレイン。減圧した円形のチューブ内をエアホッケーのように浮いた列車を高速で走らせるというアイディアなのですが、韓国の国家行政機関『未来創造科学部』傘下、国内唯一の鉄道研究機関『韓国鉄道技術研究院』が開発を進めているとしています。

具体的な性能等は不明なのですが、韓国版カプセルトレインでは車両は磁気浮上で浮かせた状態で走らせるとしており、最高速度は約1000km/hの亜音速になるとしています。つまり、イーロン・マスク氏らが提唱したものとは異なり、日本では昭和から構想されていたリニアモーターを採用した『真空チューブ列車』になると考えられます。

今後何年後に開発を終えるのか、試験はいつになるのかは一切書かれていないのですが、実はこの機関が研究していたと考えられる欧州の技術により作られた高速鉄道KTXに関して、2階建車両が開発されていたものの近年行われた車両の技術評価で100点満点中49点という結果に終わり3年と日本円で12億円あまりかけたプロジェクトが中止に追い込まれています。(参考)
高速鉄道車両が作れない技術水準でなぜ技術的に難しいと言われ続けている真空チューブ列車が開発できるのか。謎は深まるばかりですが、将来的に実現する可能性は相当厳しいと考えられます。
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