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先日ハイビームで走行していた車が襲撃されるという事件が発生しましたが、一方中国ではハイビームで走っていたドライバーの取り締まりが行われ、なんとハイビームに設定した自分の車の前に座らせるという罰が行われたと報じられています。

中国メディアによると、今月1日中国広東省、深セン市で夜間市内を走る車に対し深セン警察はハイビームの乱用を取り締まるという世界的に珍しいと考えられる対策を実施し、乱用していたという違反者に対してハイビームの前に座らせると処罰が実施されたとしています。

▼ハイビームの前に座らせられるドライバー
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人民網によると中国ではハイビームの乱用は不法交通安全法に抵触しているらしく、違反者とされらドライバーはハイビームに設定した自分の車の前、距離にして4mほどの位置に座らせられ300元(4500円)の罰金と1分間ハイビームを照射され続けたとのことです。

▼マスコミにも晒されるドライバー
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車には一般的にロービームとハイビームの2種類があります。日本の道路交通法では他の車両と行き違う場合や他の車両の後ろを走るとき以外はハイビームにしなければならず、これに違反すると5万円以下の罰金と明記されています。

ちなみに中国当局によると、街中でのハイビーム使用は乱用でありハイビームによる交通事故も発生しているなどと主張しています。