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桁違いの破壊力をもつ水爆を含む核兵器は保有国であれば厳重に保管されていますが、これまで所在をつかめていない核兵器があるのはご存知でしょうか。今回は事故により行方不明になっていたアメリカの核兵器が発見されたと報じられています。 

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BBCなど複数メディアによると、今から66年前に行方不明になっていたMark IVという核爆弾について、太平洋に面するカナダ ブリティッシュコロンビア州沖で民間ダイバーにより発見されたと報じられています。現在のところこの物体が何物であるのかは正確には判断されておらず、核兵器ではないかと予想されています。

B-36爆撃機の墜落で行方不明となった原爆、海中でダイバーが発見した可能性 - BusinessNewsline

記事によると、この核兵器は1950年2月14日、サンフランシスコに原爆を投下する模擬演習を行うためアラスカの空軍基地から核兵器を搭載したB-36爆撃機が離陸。しかし同機はカナダのブリティッシュコロンビア州沖で墜落しました。
実は墜落前にパイロットの判断により核兵器を上空3000mから海上へ投棄され、事故後米軍により回収作業が実施されたものの現在まで発見されていなかったとのことです。

この核兵器に関しては、プルトニウム239を用いたコアは入っておらず核爆発は発生することはないものの、爆縮レンズと呼ばれる核分裂反応に必要な強い圧力を発生させる天然ウラニウムとTNT爆薬などは搭載されているコアのない核兵器となっています。

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B-36は試作機が1946年8月に初飛行し1948年に配備された戦略爆撃機です。主翼には1基あたり3000~4000馬力のレシプロエンジンを6基、さらに翼端にターボジェット4基の合計10基のエンジンを搭載していました。しかし機体が高価であったため384機のみ生産され、配備からわずか10年あまりの1959年には退役しました。後継機としてB-47が生産されています。

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