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近年、交通死亡事故が減少し続けている理由に「車の性能が向上したためだ」と言われることがあります。もちろんその性能には人が乗る空間を守るというものも含まれているのですが、実際にどのくらい性能が向上したのかアメリカで行われた実験映像を紹介します。

日本中を走り回る車は昭和50年代に比べ現在は約2倍、交通事故発生件数は20万件ほど増え60万件となっているのですが、自動車による死亡事故件数は8,500人前後から4400人にまで減少しています。その背景には車両本体の性能が向上したことが指摘されているのですが、姿形がほとんど変わらない車はいったいどれだけ丈夫になり安全性が高まったのでしょうか。



こちらは先月31日、米国道路安全保険協会(IIHS)により行われた車の衝突試験です。試験されたのは2016年型日産「ティーダ」と20年前に製造・販売された日産「サニー」です。

映像を見ての通り、衝突した箇所は2台とも大破しているもののティーダは人が乗る空間は守られており少なくとも人が死亡するような事故になったとは思えません。一方、サニーは前方の車内空間が押しつぶされるような形で破壊されており実際の事故であれば致命的な傷を負う結果になったものと考えられます。

このように現代の車両は極めて高い安全性が確保されているのですが世界で販売されている車がすべて安全な車両かといえば実はそうではないことが明らかになっています。Autoblogによると特に発展途上国で製造、販売されている車は現在の仕様ではなくエアバックが取り外されていたり旧車仕様の車が製造されていることがあるといい、これが安価な車の理由になっていると述べられています。

確かにどのようなものであっても安物や古いものにはそれなりの理由があるのですが、車についてはその代償が自身の命ということになりそうです。

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