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ドイツ航空宇宙センター(DLR)は、閉鎖環境で野菜を栽培することができる宇宙温室の試験を南極で実施すると発表しています。この宇宙温室は長期宇宙滞在や火星及び月面宇宙基地といった場面で使用することを目的としています。

ドイツ航空宇宙センター(DLR)は『EDEN』と呼ばれる宇宙温室を開発し、このプロジェクトを欧州の大学及び、国際宇宙ステーションの欧州実験施設「コロンバス」モジュールを開発したフランスのタレス・アレニア・スペース、およびエアバスD&Sなど複数企業で実施すると発表しています。

«Космическая» оранжерея пройдет испытания в Антарктиде

EDENは今後、2009年に開設したドイツの南極観測ステーション『ノイマイヤー基地III』に輸送され、2017年12月から1年間、地球上の極限環境での運用試験が行われます。

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『EDEN』は内部でレタスやキュウリなど野菜を水耕栽培する装置で、植物の育成に必要な水は施設の床のタンクが設けられ溶かした氷を濾過させたものから使用するとしています。合わせて栄養を含ませた水を5~10分間隔で噴射(散布)し正しく野菜が育つのか試験します。

温室内の空気は完全に管理された状態に置かれるとしており、有害な微生物や真菌の混入を防ぐためフィルターやUV殺菌装置を稼働。また、国際宇宙ステーションと同じように外部との空気の接触を絶ち内部の空気のを循環させ栽培を続けます。 
照明は植物の飼育に適した赤色LEDや紫外線を使用するとしており植物に合わせ適切に光量が調節される他、地球上と同じように昼と夜の環境を作るため16時間と8時間のサイクルで照明のオンオフが繰り返されるとしています。 

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