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強い衝撃が加わるなどして骨折するケースがあるのですが、なんと中国のとある学生は自身の癖である『貧乏ゆすり』を繰り返したことで骨折したと報じられています。

中国共産党の機関誌「人民日報」日本語版によると広州のフリーペーパー『羊城地鉄報』が伝えた内容として、地元の梁さんという大学生が突然足の裏を骨折する出来事があったと報じています。

貧乏ゆすりが原因で骨折した大学生--人民網日本語版--人民日報

梁さんによると、ある日左足の裏に激痛がはしったものの治ると思ったのか、その時は特に気に留めていなかったといいます。しかし、翌日も激痛が収まらなかったため病院で診てもらうことになったものの診察の結果『距骨内側突起骨折』と診断されたとしています。

友人によると彼は「1日のほとんどを寮の部屋で過ごしている」と話しておりほとんど運動していないほか貧乏ゆすりをする癖があったとしており、骨折は長期間貧乏ゆすりを繰り返したことで骨折したのではないかと考えられているそうです。
骨折した梁さんは「貧乏ゆすり」の癖を持つ多くの人々に対して「貧乏ゆすりは危険だ。悪い癖は改めた方が良い」などと口にしているそうです。


貧乏ゆすりというと日本では「みっともない」行為とされ良い印象はありませんが、一方でこのような研究結果も報告されています。

貧乏揺すりが命を救う,かもしれない Medical Tribune

座っている時間が長い人は病気や死亡率が高くなるなどと言われていますが、実は貧乏ゆすりをすることでこれを回避できるというものです。
これはユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドンを中心とした研究チームが行ったもので、座っている時間と貧乏の有無を評価した結果、長時間座った状態の人も貧乏ゆすりをかなりする郡の人たちは死亡リスクは上昇していなかったとしています。

貧乏揺すりに関してはなぜ無意識で始めてしまうのか原因はわかっておらず、カロリーを本能的に消費しようとするためという説や下半身の鬱血などが原因説など複数存在しています。