VSS ユニティ 滑空試験

ニューメキシコ州に本社を置くヴァージン・ギャラクティックは、世界初の民間による宇宙旅行を目指している企業なのですが、先日自社が開発した宇宙船を使用した実に2年1ヶ月ぶりの飛行試験を実施したと報じられています。

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Virgin Galacticは3日、SpaceShipTwo 2号機「VSS Unity」を使った滑空飛行試験を同日、カリフォルニア州にあるモハベ砂漠で実施し、初飛行試験に成功したことを発表した。

SpaceShipTwoに関しては、SpaceShipTwo 1号機の「VSS Enterprise」が2014年10月31日に行われたロケットエンジンを点火するパワードフライトの際に空中分解を起こす全損事故を起こしたことから、以降、2年超に渡って飛行試験の日程が中断されていた。

BusinessNewsline
今回滑空試験を実施したのはヴァージン・ギャラクティックが開発した宇宙船『スペースシップツー2』の2号機となる『VSS ユニティ』です。1号機に関しては記事にかかれているように2014年10月31日に動力飛行した際にパイロットの操縦ミスにより機体が空中分解したことによる墜落事故(副操縦士が死亡)で失われました。



記事によると、今回の滑空試験では母機となるホワイトナイトツーにより上空約15kmまで高度を上げ切り離し、滑空した後滑走路に着陸するという方法が実施されました。

ヴァージン・ギャラクティックは将来的にスペースシップツー2を使用した宇宙旅行の実施を予定しており、既に予約販売を開始しています。しかし、死亡事故を始めとした開発の遅れが発生しており、本機を使用した動力飛行いによる地上100kmの宇宙空間にも達したこともありません。

また、ブルーオリジンが再使用可能なロケットとカプセル型宇宙船を使用したシステムでは複数回にわたり高度100kmに到達しているなど、ヴァージン・ギャラクティックよりも早く宇宙旅行を実施できる可能性も高く同社が進めている世界初の宇宙旅行はかなり厳しい状況となっています。

▼初飛行前に撮影されたVSS ユニティ
VSS ユニティ
Photo:Virgin Galactic
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