image_28

自動車の世界では既に多くのEVが市販化され街を走り回っていますが、一方で農業分野で使用されるトラックや農機具分野では出遅れている感じがしますよね。そんな中、業界大手のJohn Deere(ジョン・デア)は世界的にも珍しい電動の耕運機を開発し来年から出荷すると発表しているそうです。

スポンサーリンク
Technobahnによると、世界最大の農機具メーカーJohn Deere(ジョン・デア)は「SESAM (Sustainable Energy Supply for Agricultural Machinery)」という大型農業用トラクターの開発に成功し、来年から販売を開始すると報じてます。

John Deere: 電気トラクターを発表・出荷開始は来年から - Technobahn

一般的にこの手の農機具はディーゼルエンジンを搭載しているのですが、SESAMは従来のディーゼルエンジンの車両を用いてそのスペースのほとんどをバッテリーで占め、2基のモーターで稼働する電動トラクターになっているとしています。



電動トラクターに関しては車とは異なり高出力を長時間維持する必要があり、広大な土地を耕すことは不可能だったといいます。SESAMでは大量のバッテリーを搭載することで問題を解決しているのですが、それでも使用時間は最大で4時間となっているとのことです。

調べたところ、日本国内では電動トラクターはほとんど開発されておらず、大学や高校で試作される程度となっています。2012年時点では井関農機株式会社と愛媛県、愛媛大学が共同で開発した電動トラクターの試作車両が開発されているのですが小型トラクターとなっており使用時間は約1時間となっています。

ジョン・デアによるとに「エンジン系のメインテナンスは必要なく、また燃料費も大幅に軽減が可能になるとしている」としているものの出力や連続使用時間の低さが問題になる可能性が高く、この分野についてはより長時間運用可能な水素燃料電池を搭載した車両が開発される動きが見られるとしています。

SESAMは最高速度は55km/h、充電時間は3時間でバッテリー寿命は3100回。また電動ということでディーゼルエンジン特有の振動が無く騒音も少ないため住宅街付近における夜間作業にも向いているとしています。

スポンサーリンク

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitterで『ZAPZAP!』をフォローしよう!