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一般的な旅客機はガソリンや軽油と同じ原油由来の燃料を燃焼し飛行していますが、今年アメリカのアラスカ航空は『木』を由来とするバイオ燃料を含んだジェット燃料での飛行を世界で初めて成功させました。

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アラスカ航空は米国で初めて、森林伐採で生じた不要な木材由来のバイオ燃料を商用便に使用した。アラスカ航空は、もし同社すべての飛行機をこのバイオ燃料に切り替えることができれば、削減できるCO2排出量は「クルマ3万台分」に相当すると述べている。

WIRED.jp
ちょっと前までは頻繁に聞いていたものの、最近は話題にすらならないバイオ燃料というものがあります。バイオ燃料とは化石燃料である原油由来ではなく、植物や動物に由来する原料から精製された代替エネルギーを指す言葉です。そのためバイオ燃料と一言にいってもトウモロコシといった穀物や今回アラスカ航空が使用した木材など様々なものが原料となっています。

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アラスカ航空がバイオ燃料で商用便を飛行したのは世界で初めて木材を由来とするもので、記事によると太平洋岸北西部で刈り取られた不要な枝や切り株から精製されたバイオ燃料を2割、ジェット燃料8割の混合燃料としています。

ただ、今回の取り組みは実験的なもので元々記事となった1便のみを運航するという計画でした。理由はバイオ燃料を生産するコストにあると考えられ今回のプロジェクトにかかった費用はなんと4000万ドル、約46億円だとしています。もちろん、今後バイオ燃料で旅客機を運用する計画は無いとしています。


アメリカでは『エネルギー独立・安全保障法』というもので国内に供給される主に自動車用のガソリンにトウモロコシやサトウキビといった原材料から作った燃料(エタノール)を混合することを定めた法律が存在しています。しかし、バイオ燃料での採算ラインは原油1バレルあたり120ドル前後とされており、さらにシェール革命以降世界最大の産油国となったアメリカではバイオ燃料によるメリットは環境保護という理由以外にはメリットは皆無という状態になっています。

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