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ロシアのイルクーツク市で先週、57人が病院に運ばれ内47人が死亡する事件があったと報じられています。原因は酒(アルコール)よりも安価で売られている非飲料のアルコールが別の毒物になっていた可能性があるとされています。

ロシアメディアSputnikによると、先週末イルクーツク市の病院に複数の中毒患者が運ばれ48人が死亡、16人が深刻な中毒状態になっていると報じています。イルクーツク市は多くの死亡者が出たことで非常事態宣言を発令し死因は偽造されたアルコールが原因であると発表しています。

ロシア、48人が薬物で死亡―Sputnik

ロシアのニュース専門サイトRTなど複数メディアによると、同じアルコール度数の酒を買うよりも安価という理由からロシアではアルコールの入った化粧品(スキンローション)など幾つかの製品に関して薄めて飲むという行為が確認されていたといいます。

これらアルコールの入った製品に関して一部の製品に関してはエチルアルコール(エタノール)やフタル酸ジエチルなど93%が含まれているものの今回多くの中毒者を出したものでは成分が異なるメチルアルコール(メタノール)や不凍液が含まれていたとしています。

ロシアでは同様の中毒事件が過去にも発生しており、2014年には安価でアルコール濃度を上げることができるという理由からメチルアルコールを用いた密造酒が生産されバイカル地方の村で14人が一度に死亡するという事件も発生しています。メチルアルコールは人体に有害で成人であれば8~20gで失明、30~50gの摂取で死亡する恐れがあります。




 
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