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タンスが転倒し幼児が死亡する事故が相次いでいたことに関して、米イケアはアメリカで死亡した3人の遺族側に58億円の賠償金の支払いで和解したと報じられています。

Ikeaのタンスが転倒したことで米国内で3名の幼児が死亡した事故に関連して、被害者家族らに対して5000万ドルの賠償金を支払うことで和解が成立したことが判った。この種の製造業者の損害賠償責任関連の裁判での賠償金としては、5000万ドルという和解金額は史上最高額ともなる。

BusinessNewsline
この問題は、1999~2016年にかけイケアが販売していたMALM マルムシリーズを含む複数のチェストに関して子供がよじ登ることでタンスが倒れ下敷きになり死亡するという事故が複数件発生していたものになります。死亡したのはアメリカとカナダの子供6人で、アメリカでは3人が死亡していたのですが米イケアは訴えを起こしていた遺族側に58億円支払うことで和解したというものです。

▼転倒イメージ


このタンスに関しては今年、問題となった製品のリコールを発表しており無料回収を代金の返金、もしくはそのまま使い続ける場合は固定器具を無料で提供するとしていました。

「顧客の安全を確保することだけを考えている」などの理由からリコールの対象となったのはアメリカとカナダのみで、その後追加として中国でリコールが実施されていました。しかし、同じものが世界中で販売されているにも関わらず「安全基準を満たしている」「事故の報告がない」などの理由で日本や欧米ではリコール対象とはなっていません。

今回アメリカとカナダで回収対象となったイケアのタンスは3000万個あまりで、米国消費者製品安全委員会(CPSC)は回収となったタンスを「米国の業界自主基準に合致していない」などと説明しています。CPSCによるとアメリカでは2週間に1人の子供が家具やテレビの下敷きになり死亡しているとのことです。
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