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アニメから映画、バラエティ、趣味など様々な番組をオンライン配信している『Neflix』。米分析サイトによると、昨年12月末の段階で全米ケーブルTV加入者を超えた可能性があると報じられています。

オンラインで映画やドラマなどの有料提供を行っているNetflixに関して、2016年10~12月期の加入者数は約4940万人となり、全ケーブルTVの加入者数を超えた可能性が高いことがデータ分析サイトのNews, in Dataの調べでわかりました。

BusinessNewsline
近年テレビでもストリーミング配信サイトのCMを見るようになったのですが、BusinessNewslineによるとNews, in Dataというデータ分析サイトが行なった研究としてNetflix (ネットフリックス)の契約者数がアメリカ国内の全ケーブルTV加入者を超えた可能性があると指摘しています。

アメリカではここ最近、ストリーミング配信している『Neflix』『Hulu』の加入者が急速に伸びているとしており、一方で米ケーブル大手ESPNでは2016年2月から5月の4ヶ月間における解約者が150万人に達していると報じられるなど(参考)、この解約の流れを『Cord Cutting(コード・カッティング)』などと呼ばれていました。

ただ、今回News, in Dataの調査によると全米におけるケーブルTV加入者数はそこまで減ってはおらず、その理由としてケーブルテレビ加入者はケーブルインターネットもセットで契約していることが多く、契約によってはケーブルテレビの契約を切ってしまうとインターネットも解約になってしまうという理由から解約者がそこまで多くなっていないのではないかと指摘しています。


『Neflix』『Hulu』など幾つかのストリーミング配信は既に日本でも始まっており、ケーブルテレビでは不可能なスマートフォンで番組を見ることができる利点があります。最近販売されているテレビでは『Neflix』『Hulu』を閲覧できるインストールされているものが多く、対応していない場合であってもAmazon Fire TVといったHDMI接続できる安価な端末で閲覧することが可能です。
ただストリーミング配信はケーブルテレビとは違い録画することができないという欠点があります。