洋上風力発電

陸上ではなく海上に設置される洋上風力発電所がありますが、ニューヨーク州知事は総出力90MWの施設を整備することを発表しました。

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ニューヨーク州のクオモ知事は28日、Long Island Power Authorityによる米国内では最大級のものとなる出力90MWの洋上風力発電所(offshore wind farm)の建設申請を許可したことを発表しました。

建設が決まった全米最大となる洋上風力発電所は、ロングアイランドの沖合に建設が予定されているもので、第一期工事では、合計15基の風力発電風車がMontaukの南東30マイルの沖合に設置となる予定となっています。

Business Newsline
今回建設されるのはアメリカの一般的な家庭、約5万世帯分の出力を確保できる風力発電施設だとしています。また今後も発電所を拡張する予定も発表しており、最終的には2030年までに総出力2400MW(約125万世帯分)に増設し、合わせて太陽光発電を導入することで州内で消費される電力の実に5割を再生可能エネルギーで賄う予定があるとしています。

世界の風力発電所

風力発電基地
▲ワシントン州の風力発電所

現在アメリカは世界第二位の風力発電の設置容量があるのですが、実はそのほとんどは陸上に設置された風力発電所となっています。一方洋上風力発電は2016年12月に稼働したばかりの『ブロック島風力発電所プロジェクト』(ニューイングランド州)がアメリカ初となっていました。(参考)

世界で建設されている風力発電所は95%が陸上とされており、洋上風力発電が建設されているのはイギリス、ドイツ、デンマークなど一部国家だけでした。理由は遠浅な地形に恵まれていない国ではそもそも建設が難しくブロック島風力発電所プロジェクトに関しては建造開始から発電開始まで実に3年という時間がかかっておりコストパフォーマンスが悪いという欠点が存在していました。

しかし、近年は風力発電所の建設コストが下がりや岩盤に固定するのではなく浮かせた状態で発電可能な風車も発明されていることから洋上での大規模な導入を進める国が多く見られるものと思われます。 

アメリカに関しては洋上風力発電の大規模整備が相次いで発表されておりカリフォルニア州沖53kmに100基の浮上式洋上風力発電を建設するというものや、ハワイ州に関しては2045年までに島内で消費されるすべての電力を洋上風力発電により生産された電力で賄うとしています。 

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