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中国メディアによると今月4日中国成都市で行われた毎年恒例のお宝鑑定イベントで、持ち込まれた骨董品のほとんどが偽物だったと報じられています。

中国メディア『网易新闻』によると四川省成都市にある博物館では専門家によるお宝鑑定イベントが毎年実施されており今年は2月4日に実施されたといいます。今年の鑑定イベントでは磁器、絵画、ヒスイ、コインなど様々なお宝が持ち込まれたものの、鑑定された実に90%以上が偽物だったとしています。

成都鉴宝超9成是赝品 台媒:宝物鉴定变"打假"大会(全文)_网易新闻

具体的には西太后が70歳を記念し製造された銀貨とする物に関しては、銀は一切含まれていない偽物と判断され鑑定額は8元、日本円ではわずか130円となりました。また5000年ほど前に作られたと主張する壺に関しても現代に作られた模造品だと鑑定されていたといいます。

▼5000年前に造られたとする壺。
中国のお宝鑑定イベント_2

中国のお宝鑑定イベント_1

こちらの男性は退職後にお宝収集を始め、お気に入りの骨董品の鑑定を受けたところ偽物と判断されました。その後、男性は陶器を破壊していたとのことです。

記事によると、非常に多くの偽物が持ち込まれた理由に関しては博物館側は知識がないためだと説明しています。また偽物を高価な値段で買った人も多いとしており骨董集めをするならば日常生活に影響の程度で楽しむべきだとも話しているとのことです。