ファルコンヘビー

民間宇宙開発企業スペースXによると、自社で開発を進めているファルコンヘビーロケット及びドラゴン宇宙船を使用した企画として2018年後半に月軌道宇宙旅行を実施すると発表しています。

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スペースXが先月27日発表したところによると、現在の予定として2018年後半に地球軌道を離れ月に行くという民間人を搭乗させた月宇宙旅行を実施すると発表しました。

また同社のCEOイーロン・マスク氏によるとロケットは打ち上げ後地上48~64万kmの楕円軌道を周回したのち加速し月に向かうとしており、月では月軌道を周回し地球に帰還するという内容になっています。

この宇宙旅行計画はどのように客を集めたのかは不明なのですが既に2人が一部の料金を支払っているとしています。また「ハリウッドからの参加者はいない」としお互いはよく知っている関係だと明らかにしています。

完成していないファルコンヘビーロケット、ドラゴン宇宙船


▲ファルコンヘビーによる衛星打ち上げイメージ

月面軌道飛行に使用されるファルコンロケットはファルコン9ロケットの両脇に第一段を2つ束ねたような形状です。設計上のスペックとしては現在世界で運用されているロケットの中で最も打ち上げ能力が高く国際宇宙ステーションが周回しているような地上400kmの低軌道に53~54トンを送り込むことができます。この性能はロシアのプロトンM(23トン)やデルタⅣヘビー(25トン)の2倍以上、日本最大のロケットH2Bと比較した場合では3倍以上となっています。

▼ファルコンヘビーロケットの打ち上げ能力
ファルコンヘビー打ち上げ能力比較

宇宙飛行士が搭乗する宇宙船『ドラゴン2』に関しても現在開発中となっており初号機の打ち上げは実施されていません。ただ、仕様は大きく異るものの国際宇宙ステーションへ物資を送り届けるドラゴン補給船は何度も宇宙に行き地球に帰還しているという実績があります。

▼ドラゴン2宇宙船

気になる価格は?

スペースXの月旅行は経営者やスポーツ選手といった大金持ちが参加していることは間違いないのですが今のところ旅費については一切明らかになっていません。

参考としてロシアの大手宇宙開発NPOエネルギアも月周回軌道への民間宇宙旅行を計画しており、既に8人の民間人が同意したなどと報じられています。こちらは額が明らかになっており1人あたりの総支払額はなんと1.2億ドル(約130億円)となっています。(参考)
スペースXが運用しているロケットに関してはロシア案よりも低コストとなっているのですが、それでも支払い額は数十億単位という額になってくることは容易に想像できます。

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