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中国製乳製品、特に乳児用の粉ミルクについて人体に有害な メラミンを混入させていた事件から数年が経過しますが、中国農業部は信頼性がゼロに近い国内の乳製品について外国人が買っていくような信頼性を築き上げていきたいと説明しているそうです。

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第12期全国人民代表大会(全人代)が開幕しているのですが、中国農業部の韓長賦(ハン・チャンフー)部長(日本で言う大臣)は自国の乳製品に関して「メラミン事件以降、国内の乳製品業界は大きな打撃を受けている」と話し、13億人という中国は乳業無しでは成り立たないとし今後乳製品の信頼回復に力をいれると述べたと報じられています。

乳业知耻后勇有三大变化 农业部长相信外国人会买中国奶 | 每经网

韓部長によると、酪農業について『十三五計画』という改革を行うとしており、国内の乳製品ブランドを確立し合わせて酪農業のイメージを再形成させ消費者の信頼を回復させるための活動を行うとしています。信頼性の回復については国内の品質基準をより厳しいものにすることが最初のステップだとしています。

『十三五計画』では2020年までに中国国内の牛乳自給率を70~100%以上にすることや品質の合格率を99%にすることなどを目標にしているとのことです。その上で韓長賦は「私は外国人観光客が中国製乳製品を購入し帰国する日が来るよう信じている」と話していたといいます。

メラミン混入毒ミルク事件

粉ミルクにメラミンが混入事件は2008年、三鹿集団など22社が販売していた粉ミルクを含むお菓子、卵、家畜飼料など69品目に人体に有害なメラミンを入れていた事件です。これによりメラミン入りの粉ミルクを摂取した5万4000人以上が腎臓結石を患い4人が死亡しました。またメラミン入りの中国製品は日本にも輸入されていたことが明らかになっています。

メラミンには窒素を含んでいるためデータ上はタンパク質が多く含まれているように見えるといことから意図的に混入させていました。また、生乳に関しては水で薄めた少なくなったタンパク質をメラミンを含ませごまかすような方法を取っていました。

事件後、中国の富裕層を中心に海外の粉ミルクを大量輸入するという出来事が発生していたのですが、2014年4月に中国政府は個人輸入品の国内への持ち込みを禁止。業者については缶に直接中国語表記の説明を入れ、合わせて中国の国内基準を満たさなければ全て廃棄されるという規制がかけられました。

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