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多くの人が新生活を迎える4月。通学や通勤が変わる人も多いのですが公共交通が発達している日本ではバスや電車が多く使用されていますよね。一方、人口密度が低く雪に閉ざされるロシアではどのような方法があるのでしょうか。なんと北部に位置する村では大型ヘリが運用されているそうです。

学生の通学用に海外ではスクールバスが運用されていたり、日本では船が使われる例もあるのですがロシアでは物資輸送用のヘリコプターに学生を載せ通学させている例があるそうです。

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Photo:English Russia
こちらが運用されているヘリ『Mi-8』(ミル8、NATOネーム『ヒップ』)です。このヘリは毎日定期的に食糧や医薬品、ガス、そして人を運ぶため行き来しているそうです。ヘリの仕様は民間向けのMi-8Tと考えられるのですがスペックは最高速度260km/h、巡航速度180km/h。飛行距離は445~500km、座席数は24席となっています。

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Photo:English Russia
機体は1万2000機あまり生産され運用している国は実に70カ国、機数は少ないもののアメリカや日本でも運用されています。日本では朝日航洋が運用していた時があり10年間大きな故障はなくメンテナンス費用は1時間あたり500円程度というコストの安さだったといわれています。

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このヘリは通勤にも運用されており、石油・ガス掘削施設で働く人の輸送用としても運用されています。

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