ジャガイモ

空気、光、土、そして水(氷)もあるのではないかと言われているのは火星です。人類が火星で生活していくにはとりあえず食糧は不可欠なのですが、現在地球上では火星でジャガイモを生産する研究が既にはじまっていると報じられてます。

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ペルー・リマにある国際じゃがいもセンター(CIP)が、火星の大気環境を模した実験室内で、じゃがいもの生育実験を実施しています。目的はもちろん、宇宙飛行士が火星でじゃがいもを生産できるかを確かめるため。研究チームは現在、いくつかの品種を実験室内の畑に植え付け、育ちの良さを比較しようとしています。

Engadget
某火星映画ではジャガイモを食べ生き延びたというストーリーが描かれていましたが、今回研究が進められているのは温度が管理された火星の土壌でジャガイモを育てることは可能なのかというものです。

火星は地球に比べ大気圧が1/100以下、大気は二酸化炭素が多く少なくとも地表は乾燥した土壌が広がっています。研究では温度や光が管理された状態で人工的に1/100の気圧と高い二酸化炭素の大気にしジャガイモが栽培が進められています。



記事によると、現段階で極限環境に適応可能な遺伝子を備えるものがすでに見つかっているとしており、ペルー南部にある高塩分濃度の土壌を使って塊茎が育つことを確認したとしています。火星の土は塩分濃度が高いのかという点についてはよくわからないのですが、火星探査機『フェニックス』が行なった調査によると火星の土壌からはマグネシウム、カリウム、ナトリウムのミネラルは既に確認されているとのことです。他にはカドミウムや銅、鉛が高いレベルで存在しているといわれています。

ジャガイモといえば1つの種芋の20倍の量が収穫できると言われカロリーが高く一度に多くの量を収穫でき面積あたりの食糧調達量は火星でもかなりの量になると考えられます。

他にもある火星での野菜生産

地球上の野菜が火星で生産可能かどうか研究が進められているのですが、これまで行われた火星の土壌を想定した研究によると地球と同じ大気圧においてラディッシュ、エンドウ豆、ライ麦、トマトについては生産可能であることが分かっており人体に有害な重金属の影響もなかったとしています。

ただし、NASAの研究によると地球で育つ多くの野菜は太陽から届く自然の光では全く育たないと説明しており、火星ではLED照明などで人工的に光を与えてやる必要があるとしています。また水耕栽培の研究も進んでおりレタスやラディッシュを育てる方が火星では適切だとする案もあるとのことです。

火星の有人飛行計画や移住計画は発表されているのですがこれらの研究からも分かるように火星で食生活は肉や魚は口にすることは難しいと考えられ少なくとも数年に及ぶ火星滞在では野菜が中心なる覚悟が必要のようです。 

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