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他の天体から試料を持ち帰る『サンプルリターン』。日本では小惑星イトカワのサンプルリターンが有名ですが、中国メディアによると今年11月にも月に着陸機を送り込み地球に持ち帰るミッションを実施すると報じています。

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中国共産党中央委員会の機関紙「人民網」によると、中国が開発した月探査機『嫦娥5号(じょうが5号)』の打ち上げを今年11月に実施し、年内に月の土壌サンプルを持ち帰るミッションを実施すると報じています。
嫦娥計画の総指揮及び総設計者の葉培建氏によると現在嫦娥5号は現在ほぼすべての大型試験を完了しているとしており8月には打ち上げが行われる発射に近い施設に移るとしています。

月探査機「嫦娥5号」、8月に発射場に移動へ--人民網日本語版--人民日報

嫦娥5号は『軌道モジュール』『帰還モジュール』『上昇モジュール』『着陸モジュール』と大きく4つのパーツに分かれており葉氏によると現在開発している探査機の中では最も複雑なものになるとしています。



計画としては11月末、中国文昌航天発射場から長征5号ロケットにより打ち上げられ軌道モジュールで探査機ごと月面を目指します。その後、軌道モジュールを分離し着陸モジュールで月面着陸を実施。およそ2kgの月面サンプルを回収し上昇モジュールで上昇。軌道モジュールとドッキングし帰還モジュールを地球に落下させます。

帰還モジュールについては秒速11km/sという極めて高速で大気圏内に落下すると予想されています。そのため2014年10月に再突入試験を行なっており嫦娥5号T1を月軌道を周回させ10.9km/sの速度で地球に落下させる試験を実施、これに成功しています。

従来この手の経過は開発などの遅れが生じることが多いものの、少なくとも2014年以降は目立った遅れはなく計画通り進んでいます。嫦娥は実に20年という歳月をかけ実施されるプロジェクトで嫦娥3号、嫦娥4号では月面探査機や探査車を送り届けることに成功しています。このプロジェクトの最終目標は月面に人類を長期滞在させるというものでアポロ計画を超えるものとなっています。

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