X-2

2020年末を目処に航空自衛隊に配備する国産ステルス戦闘機『F-3』に関して、防衛装備庁によるとイギリスと技術を協力し合うという覚書を今月16日にも交わすと報じられています。

防衛装備庁が次世代ステルス戦闘機での技術協力に向け、アメリカ以外の国で初めてイギリスとの共同研究に乗り出し、近く新たな覚書を交わすことが関係者の取材でわかった。

防衛装備庁では次世代の戦闘機を来年度までに国産か国際共同開発にするか判断することになっている。次世代戦闘機では、敵のレーダーに探知されにくいステルス性能が重要で、日本は国産ステルス機「X-2」を開発し、国内での技術力を高めてきた。

日テレNEWS24
昨年4月国産ステルス実証機X-2が初飛行していこうあまり報じられることがなかった国産ステルス戦闘機F-3に関して新たに、イギリス側とステルス戦闘機に求める性能や保有している技術について互いの情報を交換するという内容を含む覚書を署名すると報じられています。

F-3はアメリカのF-22や中国のJ-20と同じような国産ステルス戦闘機で現在独自に研究開発を進める『単独開発』かそれとも外国と『国際共同開発』するのか、その判断は今後行われるとしています。

現在共同開発としてステルス爆撃機B-2を開発した航空大手ボーイング、F-22を開発したロッキード・マーティンが既に名乗りを上げており、予想されていた通り新たにイギリス(BAEシステムズ)が加わりました。またグリペン戦闘機を開発したスウェーデンのサーブも参画するのではないかと言われています。

F-3_1


F-3
F-3については防衛装備庁技術シンポジウムでその形状が明らかになったものの現在どのような案で開発が進められているのかは明らかになっていません。上記の画像は『26DMU』と考えられるもので25DMUと形状はほぼおなじなのですがパイロットの意見によりコックピット周りが変更された形になっているされています。過去には同じく23DMU、24DMU、25DMUが公開されいました。(参考)