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福島第一原発事故により中国では現在、福島県を中心に日本の10都県で生産された食品の輸入を禁止しているのですが、これに違反しているなどと中国中央テレビ(CCTV)は無印良品などを名指しで批判していました。しかし、放送内容に大きな誤りがあったと報じられています。

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中国中央テレビ(CCTV)が世界消費者権利デーの15日に合わせ放送した毎年恒例の番組「315晩会」で、日本の無印良品が中国の店舗で「中国政府が輸入を禁止している日本の放射能汚染地域(10都県)の食品を販売している」と指摘。ところが、無印良品側は反論し、上海や北京の関連部門も「違反は見られない」と発表するなど「315晩会」の指摘に疑義を抱く声が聞かれている。 

Record China
今月15日、中国中央テレビ(CCTV)は「(日本の)放射能汚染地域からの食品が輸入され、販売されている」などとし無印良品を展開する良品計画、カルビーはじめ含めいくつかの製品で違反があったと報道しました。その証拠としてCCTVはパッケージに印字されている『産地』を『東京都』であるとして放送。一方、問題を指摘された良品計画側は印字されているのは『産地』ではなく『販売者(本社)』と反論していました。

【315曝光】日本核污染区食品遭热销 奶粉麦片均在列_经济频道_央视网(cctv.com)
(*動画が再生され音声がでます。)

この報道は中国国民の間でも話題になっており、混乱を予想したのか中国の関連部門が異例の速さで対応。上海出入境検験検疫局及び北京市食品薬品監督管理局は輸入が禁止されている都県で産地で生産されたものはなかったと調査結果を発表するに至っています。

一方でCCTVが問題があると指摘した製品は日本で売られているものがそのまま中国に渡っているケースがあるらしく、物によってはパッケージにシールを張る形で販売されているといいます。具体的にはパッケージには「販売者:東京都」と日本語で書かれた上に中国語で「原産国:日本」というシールを張っただけという雑な物になっており、CCTVはこれを剥がし「産地を偽装している」と思い込み放送してしまったということになりそうです。

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Photo:CCTV
今回の問題は誤報で収まらない可能性があるとも指摘されており仮に輸入が禁止されている製品が中国内で販売されていたとしたら政府部門の責任が問われることになり、逆に誤報であったとしてもCCTVのずさんな調査方法に問題の矛先が向かう可能性があります。
今回の騒動について中国のネットユーザーらはCCTV側を批判する声を多く寄せており、良品計画を含む問題を指摘された日本の製品については指示する声が多いとしています。 (参考)

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