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アメリカの民間宇宙企業『ブルー・オリジン』は来年にも打ち上げを予定している世界初の民間宇宙旅行について、使用する宇宙船の船内イメージが初めて公開されました。

アマゾンCEOのジェフ・ベゾス氏が率いる、宇宙開発企業のブルー・オリジン。現在同社はロケット「ニュー・シェパード」での宇宙旅行を計画していますが、新たにそのカプセルの内部デザインが初めて公開されました。

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民間企業初の宇宙旅行実施に王手をかけているのはブルー・オリジンです。この企業は高度100kmまで上昇し地上に落下する弾道飛行による民間宇宙旅行から、大型ロケットエンジンそして大型ロケットまで開発を行っている企業です。

同社が進めている民間宇宙旅行は『ニューシェパード』というロケットの先端に円錐形状の宇宙船を搭載し打ち上げ切り離されます。搭乗者は5分間程度の無重力体験と宇宙からの地球を眺めることができます。これまでロケット本体は5回の再利用を行い宇宙船を打ち上げるなど技術面ではかなりの水準に達しています。

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今回発表されたのは宇宙船内部で座席は6つ。この手の宇宙船では珍しい非常に大きい窓を設けておりブルー・オリジンによると全ての席は窓から外を眺めることができるよう配置した説明しています。また宇宙船のモックアップは来月行われるイベントで初公開される予定で内部の詳細はその時に明らかになるとしてます。

現在のところ宇宙旅行の価格は発表されていません。またこれまでテストされていたロケットとは一部仕様を変更したもの使用し打ち上げコストを削減しているとしているのですが、何れにしても私達一般人が手軽に乗れるような価格に設定されていないと考えられます。

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