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中国メディアによると、中国南東部に位置する福建省泉州市恵安県で周囲の街に飲料水を供給する貯水池で、遊泳が禁止されているにも関わらず県幹部の人間が泳いだり放尿する姿がインターネット上に流出し話題になっていると報じられています。

中国の複数メディアによると、福建省泉州市恵安県梅山村という沿岸部に近い山に作られた貯水池で住人らが遊泳するなど問題が多発しているものの、先日政府高官にあたる県幹部の人間が放尿する姿がインターネット上に流出し注目を集めています。

福建省縣幹部涉組織群眾 到飲用水庫裸泳洗澡小便 紀檢部門介入調查 (16:32) - 20170328 - 兩岸 - 即時新聞 - 明報新聞網

このため池は周囲の都市に飲料水を供給する目的のため建設された予備貯水池で水不足などの理由で主水源の水が枯渇した場合にのみ利用されるため池だとしています。中国の法律によるとそのような貯水池であっても飲料水源保護領域になり遊泳の禁止、釣りの禁止など幾つか禁止事項が設けられおりこれに違反した場合法律で罰せられるとしています。

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しかし、冬でも数人が夏場になると200人近くが泳ぐ姿が確認され貯水池を管理する職員らは遊泳しないよう注意を促しているものの効果がほとんど無く、場合によっては暴力事件にも発展したことがあるとしています。

恵安県の規律検査部によると問題行為は確認し既に調査を実施しているとしており、調査結果は後日一般公開すると説明しているそうです。