Tu-142MK-E_1

インド海軍が運用していたロシア製の大型対潜哨戒機『Tu-142MK-E』について、3月29日付けで3機を引退させたとしており、これをもって8機全てが退役したと発表しています。

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1988年、インド海軍が導入したのはソ連が開発した『世界最速のプロペラ機』として知られる長距離戦略爆撃機Tu-95の対潜哨戒機型『Tu-142』です。インドが導入したのは輸出型(-E)のTu-142MK-Eという電子機器等を改良した発展型になります。


インドは1984年12月にソ連と契約を締結し合計8機導入。INS Rajaliというインド国内で最長の滑走路がある海軍航空基地に配備されました。
しかし、導入から30年余りが経過したことや長距離海上偵察や対潜戦能力を強化するという目的のため2009年3月、後継機としてボーイング737型機をベースとして開発された対潜哨戒機『P-8I(Iはインド輸出型を示す) ポセイドン』を導入することでアメリカ政府と契約。2013年5月に納入が開始され最終的に24機の調達を予定しています。

▼除隊セレモニーの様子。左がTu-142MK-E、右がP-8I
Tu-142MK-E_2

▼Tu-142MK-E上空を飛行するP-8I
Tu-142MK-E_3

Tu-142は1968年7月、2重反転プロペラを搭載したターボプロップエンジン4機を搭載するTu-95の派生型として開発された長距離対潜哨戒機です。全長53m、幅50mと50mプール2つ分ほどの大きさがあるものの最高速度は925km/h。これはTu-95の950km/hよりも劣るもののプロペラ機としては世界最速クラスになります。

▼インド海軍のTu-142MK-E


またTu-142及びTu-95はロシア軍所属の機体が日本海や太平洋に飛来することがあります。
▼2016年11月3日に飛来したTu-142(ロシア海軍)
Tu-142

Tu-142飛行経路

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