XV-24A

米国防高等研究計画局(DARPA)が研究を続けてきた次世代垂直離着陸機『X-Plane』について小型機による試験が完了し、フルスケールの実験機『XV-24A』を開発し研究を進めると発表しています。 

スポンサーリンク
アメリカ国防総省の機関、国防高等研究計画局(DARPA)は次世代垂直離着陸機開発計画の元開発を進めてきたVTOL X-Plane(以下X-Plane)についてスケールモデルの試験を終了し今後、1/1サイズの実験機『XV-24A』を開発し研究を進めていくとしています。

DARPA Completes Testing of Subscale Hybrid Electric VTOL X-Plane

DARPAが研究している機体は主翼と機体前方のカナード翼に合計24基の電動ダクトファンが搭載しており垂直方向や水平方向に稼働させることで垂直離着陸から高速水平飛行を可能にしています。



本来この手の航空機はジェット旅客機のように大型エンジンを4基程度搭載したりオスプレイのように大出力エンジンを2基程度搭載するという設計がされることが多いものの、実は小さい動力を複数搭載した分散型推進機関のほうが高い飛行性能を示すという研究がNASA等から発表されています。(参考)
X-Planeについても分散型推進機関を搭載した機体設計が施されており空中で静止するホバリング時のエネルギー効率は60%~75%を目標にしているなど研究が進められていました。DARPAによると垂直飛行から水平飛行の移行時に高度が落ちないなどの優れた飛行性能を示したとしているたと発表しています。

X-Planeはロールスロイスと電子制御技術で有名なハネウェル社と共同開発しているもので今後開発される1/1実験機『XV-24A』は重量が12,000ポンド(約5,400kg)、飛行速度300ノット(555km/h)になるとしています。これまで使用された実験機については将来の追加試験のため保存されます。

▼XV-24AのCGイメージ

スポンサーリンク

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitterで『ZAPZAP!』をフォローしよう!