オタマジャクシ

春を迎え冬眠していたカエル達もそろそろ姿を見せる季節になりましたが、エクアドルの山では卵から直接カエルの姿になるという新種が発見されたと報じられています。

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『卵からオタマジャクシ、オタマジャクシから足、手が生え、尻尾が無くなり…』と、両生類が苦手な人はあまり想像しなくない成長をするカエル。この過程を『変態』というのですが、実はエクアドルで見つかった新種のカエルはオタマジャクシの過程を飛ばし直接カエルになるという『直接発生』するという種になります。

新種のカエルを発見、オタマジャクシにならず | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
Striking Yellow-Black Rain Frog Found, Is Already Endangered

これを報じているNATIONAL GEOGRAPHICによると新種のカエルを発見したのはエクアドルのキトにあるサン・フランシスコ・デ・キト大学の研究チームです。彼らは北部の海岸地域チョコにすむカエルとアンデス山脈のふもとのカエルは非常似ているものの、模様が縦模様と網目状になっているという違いに気づいたといいます。
その後の研究によると2種のカエルは別の種であり、新種であることがわかったといいます。 

アンデス山脈のふもとで見つかったカエルはP. ecuadorensisと名付けられたのですがユニークな進化を遂げいていたこともわかりました。実は森の中の湿った落ち葉などに卵を産み落とすものの、卵から孵ったカエルはオタマジャクシならないというのです。

▼発見されたP. ecuadorensis(クリックするとカラーで表示されます)
 ecuadorensis_1

グアヤサミン氏によるとP. ecuadorensisが生息しているところは急斜面でオタマジャクシが生き延びるために必要な湖や池がほとんどない環境だとしています。カエルを発見した進化生物学者フアン・マヌエル・グアヤサミン氏は「環境に適応することによって、カエルはこの森で暮らし、繁栄することができたのです。適応できなければ、この森にこのカエルは見られなかったはずです」と説明しています。


実はオタマジャクシにならないカエルは日本では確認されていないものの世界のカエルから見た場合はそう珍しいものではないそうです。具体的には世界におよそ800種ほどカエルがいるもののそのうち160種ほどはP. ecuadorensisと同じように卵から直接カエルに成長する種とのころです。

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