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排水溝や下水溝などに溜まった油から作られた下水油。この下水油が再び食用の油として大量に使われていたことが発覚し問題となっていたのですが、現在この油を航空燃料として再利用する計画が報じられています。

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香港英字日刊紙、サウス・チャイナ・モーニング・ポストによると中国石化鎮海煉化という企業が下水油を回収し、航空燃料(バイオ燃料)を生産する工場の建設を計画していると報じています。この工場では下水油から年間3万トンの航空燃料を生産できる能力があるとしており、今年着工の予定としています。 

これで外食が安全に?中国を震撼させた「下水油」、航空燃料... - Record China

Record Chinaによると下水油から精製したバイオ燃料は2015年3月に上海虹橋発北京行きの海南航空7604便で飛行試験が行われており特に問題なく終えたとしています。鎮海煉化の広報担当は「(燃料は)絶対に安全だ」としており、精製されたバイオ燃料は高額の炭素排出税が課される国に飛ぶ路線向け供給するとしています。

下水油とバイオ燃料精製

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KLMオランダ航空がバイオ燃料の原料として中国の下水油に目を付けており2011年11月にはKLMオランダ航空及び香港のバイオ燃料メーカーSkyNRG社が20トンの下水油を購入、2012年7月にはさらに2000トンを購入しオランダに輸出しています。

また2012年8月にはボーイングと中国商飛の共同出資により省エネ技術センターが建設され第1弾研究プロジェクトとして下水油から汚染物質を処理・抽出し航空機用バイオ燃料を精製する研究が行われていました。(参考)

また中国の下水油については2011年の時点でかなりの精製レベルに達していたとも報じられており、公安部当局により押収された10点の下水油サンプルのうち中国政府が定めた食用油の検査基準に合格したものは8点になっていたとも報じられています。

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