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蒸気機関車発祥の地、イギリス。複雑な構造から駆動輪が動く姿は蒸気機関車の魅力の1つですが先日、新たに製造された蒸気機関車が最高速度160km/hを記録したと報じられています。

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イギリスの蒸気機関車団体のA1 Steam Locomotive Trustは12日、同団体が新たに製造した蒸気機関車「Tornado(トルネード号)」を使った高速運転試験を実施した結果、目標としてきた100mph(時速160キロ)を達成したことを発表した。

Business Newsline
A1 Steam Locomotive Trustが開発を進めていたのはNo. 60163 Tornado、トルネード号という蒸気機関車です。この機関車は1990年、複数の蒸気機関車愛好家グループにより立ち上げられ、製造したもののなります。トルネード号はその後2008年に初めて試験運転が行われ2500人以上のサポーターの支援の元、2017年4月12日予定していた最高速度となる時速100マイル、160km/hを記録するに至りました。

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記事によると、A1 Steam Locomotive Trustはイギリス当局から正式な運行許可を得た上で今年中に時速90km/hによる定期運行を目指すとしています。イギリスでは現在グレート・ウェスタン鉄道製の蒸気機関車を始め十数車の蒸気機関車が保存されているものの1960年代には現在の電気やディーゼルエンジンで動く機関車に取って代わり実用線上からは姿を消していました。

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トルネード号は1948年から1949年にかけ49車両が製造されたLNERクラスA1蒸気機関車です。同団体は国立鉄道博物館に保存されている同車両の図面を基に製造。ただし製造方法などは現在の技術を用いており、当時報告されていた車両の不具合の修正など一部変更が加えられているとのことです。

▼2012年に撮影されたトルネード号


現在、動態保存されている蒸気機関車はイギリスを始めアメリカ、ドイツ、フランス、日本など複数あるものの人を載せ営業運転している路線はダージリン・ヒマラヤ鉄道をはじめ4つほどしかないと言われています。

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