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中国の横断歩道事情についてはこれまでも何回か紹介しているのですが、広東省深セン市では今月から信号無視し横断歩道を渡った人間を顔を大型モニターで晒すというシステムを正式稼働したと報じられています。

「交通警察のブラック・テクノロジーがキタ!」――。新浪網、中国新聞社など中国の有力メディアの発信する記事見出しに17日から18日ごろにかけて、こんな文字が踊った。広東省深セン市内で15日、赤信号を無視して道路横断をする歩行者が多いことを受け、交通警察が大型モニターを使って違反者の顔写真公開を正式に始めたという。 

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深セン市の地元警察はマンションが立ち並ぶ大通りでこのシステムを設置し、今月15日の時点で正式稼働を始めたとしています。記事によると、このシステムは24時間体制で横断歩道を渡る歩行者を監視するもので、顔認識の技術が使用されており顔を晒す以外もあまりにひどい違反については人物を特定するとも説明しています。

▼試験中に撮影されたもの
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深セン市はこのシステム以外にも横断歩道の前にゲートを設け赤信号で渡れなくし、仮にこれを無視したり破壊した場合は顔写真をとられモニターで晒すというものも試験的に設置されています。(参考)

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