GoSun

私達が普段食べる料理の多くは熱が入れられています。その熱はガスや電気を利用していることになるのですが、アメリカ・オハイオ州に本社を置くAPPLIED SUNSHINE社は太陽を利用して最大288度まで加熱させることができるアウトドア調理器具を販売されています。

ガス等の燃料を一切使用せず、本体だけで加熱調理が可能な製品を販売しているのはAPPLIED SUNSHINE社です。GoSunは太陽の熱を利用する本格的な太陽光調理器具となっており、太陽の光が十分に届く環境であれば10分から60分、200度以上の温度まで加熱させることが可能です。

GoSun Stove | High Performance Solar Cookers

現在販売されているのは容量や最高温度が異なる3タイプ、GoSun『DOGGER』、『SPORT』、『GRILL』です。現在のところ日本で購入可能なものは中型の『SPORT』で仕様としては1.2リットルの液体または1.4kgの食品を最高温度は288度(使用温度は232度)まで加熱させることができます。調理時間は食材によりことなりホットドッグが最も早く20~30分、ソーセージが30分~40分、ジャーマンポテトは40~60分です。



GoSun製品はリフレクターという反射鏡を用いて太陽光を集め真空チューブで収められた内部の円形オーブンのみ温めるという構造になっています。そのため本体外側は一切熱くならず素手でも触ることができます。
価格はDOGGER 79ドル、SPORT 279ドル、そしてGRILL 799ドルとなっており、Amazonでも販売されているSPORTはセット品が39,800円となっています。

アウトドアにおける調理器具として一般的なガスに比べると重量やサイズ、コストパフォーマンスでも明らかに劣るものの、曇りがちな日でも使えるとしており太陽光調理器具としてはかなり優秀なほうだと評価もあることからこの手の製品に興味のある方にはオススメかもしれません。