イージスアショア(ルーマニア)

日本政府によると北朝鮮の繰り返される弾道ミサイル発射を受け、海上に展開しているイージス艦の防空機能をそのまま陸上に設置するというイージス・アショアの導入について今年夏にも導入方針を決定すると報じられています。

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政府は北朝鮮による相次ぐ弾道ミサイル発射を受け、ミサイル防衛態勢強化策として、「イージスアショア」と呼ばれる陸上型イージスシステムを導入する方向で最終調整に入った。複数の政府関係者が明らかにした。防空能力や費用対効果の面で、米最新鋭ミサイル防衛システム「最終段階高高度地域防衛(THAAD)」よりも適していると判断した。

読売新聞(YOMIURI ONLINE)
弾道ミサイルの迎撃手段として韓国に配備された最終段階高高度地域防衛(THAAD)、イージス艦が運用するSM-3、またTHAADと同じく地上配備型のPAC-3というものがあります。これは弾道ミサイルを迎撃することができる高度に違いがある他、防衛できる範囲も大きく異なっています。

今回導入を検討しているというイージス・アショア(Aegis Ashore)とはイージス艦で運用されているレーダー及び迎撃ミサイル類をそのまま地上に配備するというものでその形態から『陸上版イージス』などとも呼ばれています。このシステムは2016年米軍が建設したものがルーマニアで稼働しています。

▼イージス・アショア(ルーマニア)
160512-N-AX546-003

イージス・アショアの利点についてはいくつかあるのですが、まず弾道ミサイルを警戒するため海上に展開するイージス艦の負担を減らし他の任務に当てることができることが挙げられます。韓国に配備されたTHAADよりも安価であると言われている他、迎撃ミサイルについてもアップグレード可能であり射程1,000kmを超えるものが運用可能とされ、イージス・アショアを本土に3基ほど設置すれば北海道から沖縄まで防衛することできるといわれています。
ルーマニアのイージス・アショアについては建設費用のみで1億3400万ドル(約151億円)と報じられており、運用自体は米海軍が行なっています。

▼建設中のイージス・アショア(ルーマニア)
イージスアショア(ルーマニア)_1

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