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街灯など街中に設置された機器に電力を供給するため小さいソーラーパネルが搭載されたものを目にすることがありますが、韓国のとある街に設置された同様の街灯について盗難被害が相次ぎ運用が終了したと報じられています。

韓国メディアSBSによると韓国南部、日本からは対馬に対岸に位置する慶南統営市で昨年より設置を進めてきたソーラー街路灯事業について正式に計画が中止となったと報じています。

축전지만 슬쩍…도둑 때문에 중단된 '태양광 가로등'

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記事によると、ソーラー街路灯が設置されているのは海岸沿いに設置されたもので、夜間の危険性が指摘され市が設置を進めてきました。この街路灯にはソーラーパネルと蓄電池で維持されているもので100アンペア容量蓄電池が数個、1個あたり約5万ウォン(約5000円程度)のものが搭載され40W程度のLED電球であれば一晩中照らし続けることができました。

しかし、設置以降何者かに蓄電池を盗まれる被害が続発。市は「維持、補修、管理にも限界がある。(再開には)利用する人たちの良心を願うしかない」などと説明しています。盗まれた蓄電池はどこにいったのか。SBSによると、「蓄電池は夜釣り用照明に使用されるものと推定される」と説明しています。