T-50

2010年に初飛行し試験飛行が続けられているSu-57(T-50)と呼ばれるロシアのステルス戦闘機について、ロシア国防相セルゲイ・ショイグ氏は2019年に実戦配備すると発言したと報じられています。

ロシア軍は第5世代ジェット戦闘機開発計画のSu-57(T-50)(別称PAKFA、パクファ)を2年後の2019年に、最新の高射砲ミサイルS-500を3年後の2020年に軍備に加える。ショイグ国防相は上院(連邦会議)で演説したなかでこの軍備について、「最新兵器による航空宇宙攻撃に効果的に対抗する力を引上げるもの」と明言した。

Sputnik
配備時期が発表されたSu-57(T-50)は飛行可能な試作機として8機が開発され試験飛行が続けれているもので、F-22やF-35と同じようなステルス性能を有した第5世代戦闘機になります。同機は総飛行回数は数百回を数え、2015年には試作機を用いた機動飛行を行う様子が撮影されています。



Su-57(T-50)は全長約20m、幅14mでF-22よりも大型の機体です。最高速度はマッハ2以上、航続距離は最大で5000kmあまりとされています。ロシアではMiG-29やSu-27といった戦闘攻撃機を代替する機体として開発を続けているもので製造費についてはF-35のおそよ半額程度になると説明されており国外への輸出も図る計画が明らかになっています。
運用できる兵器は対空ミサイル、対地ミサイル、対艦ミサイル、また爆雷や巡航ミサイルとなっており現代主流となりつつある戦闘攻撃機です。

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