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中国メディアによると今から100年前に開通した鉄道で当時から残っていたというイギリス式倉庫が映画を撮影するなどとの理由で勝手に改修を行い周囲に庭や池を作るなど大改造を行なっていたという報じられています。

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2017年5月30日、北京晨報によると、中国江蘇省南京市で歴史的建造物が映画撮影のために勝手に改造されるという問題が起きた。この建造物は元・浦鎮駅(同市浦口区)の倉庫として使われていた英国式建物で、現在は市の文物保護単位に指定されている。

Record China
1912年に全線開通したという津浦鉄道(しんぽてつどう)。天津から南京まで全長1,010kmの鉄道でその中でも最も古いとされている旧浦鎮駅近くに建設された英国式建造物の倉庫が今回問題となりました。

記事によると、近隣住民の話しとして今年4月末頃に「映画撮影用と称する工事関係者が現場を訪れていた」と話しており、以降倉庫の周囲に壁を築き倉庫の周辺には築山や池などを造成していた他、工事前に設置されていた門は撤去されており見た目が大きく変わっているとしています。

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Photo:雅昌新闻
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Photo:雅昌新闻
なぜこのような問題が発生したのか。当局によると業者側は「鉄道会社と賃貸契約を結んでいるが、借りたら自分たちで使っていいと認識してしまった」と説明しているそうです。この倉庫は市の文物保護単位に指定されており保護を目的としない工事を行った場合5万元(約80万円)以上、50万元(約800万円)以下の罰金が科せられるとしています。また、業者側は一連の工事に必要な手続きを取っていなかったことも明らかになっています。

▼破壊された魯迅邸
魯迅邸

中国では文化財が破壊されるという出来事が相次いでおり、今年1月には河南省汝州市には漢時代の古墳群が発見されていたものの調査や保護計画などの検討がされないまま破壊されました。また2012年には北京市中心部にあった文豪、魯迅邸について都市再開発により取り壊されたと知った住人らが保護を訴えたものの「文化財指定などを受けておらず、保護対象になっていない」などとし破壊されました。

2009年に行われた当局の第3回全国文化財調査では過去30年に消失した4万点を超える移動不可能な文化財のうち半数以上が建築・土木工事で壊されていたと報告しています。
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