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アメリカの民間宇宙企業、スペースXの共同設立者およびCEOのイーロン・マスク氏は昨年発表した大規模な人類の火星移住計画について「(自分たちが)生きている間に実現可能だと思ってほしい」として、同社の今後の宇宙開発について将来の計画を改めて発表しました。

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イーロン・マスクが建設を目指す火星都市構想について、自分たちの世代で移住が可能になることを信じてほしい、と力説した。

2002年に米民間宇宙企業スペースXを設立したマスクは、人類が火星に都市を建設する可能性を何年も訴えてきた。スペースXは現在、2024年までに火星に有人宇宙船を送る方針で、2030年前半の有人飛行を目指すNASA(米航空宇宙局)を大幅に上回る目標を掲げている。

ニューズウィーク
宇宙開発ベンチャーとして設立から10数年しか経っていないスペースX。この間、ロケットを開発し国際宇宙ステーションに物資を送り届け、地球への帰還またロケット本体の再利用するなど民間としては間違いなく最先端の技術を持っていることは間違いありません。

そんな企業のCEO イーロン・マスク氏は昨年、アポロ計画で使用されたサターンVロケットの実に4倍以上の打ち上げ能力のある大型のロケットを開発し一度に100人を火星に送るインタープラネタリー・トランスポート・システム(ITS)を発表。これを使用し2024年の打ち上げ2025年の火星着陸という、人類初の火星有人飛行計画を構想しています。

参考:これがスペースXのインタープラネタリー・トランスポート・システム : ZAPZAP!



将来の火星移住計画についてイーロン・マスク氏は「スペースXの火星都市建設を公にすることで、火星への移住)は遠くないと思ってもらいたい。生きている間に実現可能だと思ってほしい」とあらためてこれを実施する計画を発表しました。

▼ITSに使用される実物の燃料タンク
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記事によるとまず他の惑星に移住する理由として人類は「宇宙に生きる文明、(多くの惑星間で繁栄する)多惑星種」になる必要があるとしています。その理由として彼は何らかの原因で地球で人類が絶滅する恐れがあると繰り返し主張し続けています。
また、移住先が近い『月』ではなく『火星』なのかという点についてこれまであまり語られたことは無かったのですが、月は大気がなく資源が乏しいと理由を挙げ月への移住の可能性は否定はしないものの「(火星には)大気があり人類が自立型で持続可能な文明を築いていくうえで、はるかに有利な条件がそろっている」と説明しています。

また地球に依存することなく完全自立型の持続可能な文明を構築するには40~100年はかかるとしており、人口は100万人に到達する必要があるとも説明しています。

イーロン・マスク氏はこの火星移住計画について「最初の有人火星ミッションへの参加者は、放射線、ソーラーフレア(太陽フレア)、微弱重力、凍て付くような寒さ、有毒な土壌などの様々な危険に晒されることになる」と話しており、最初の飛行では12人を打ち上げ有人火星探査を行うとしています。

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