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魚類の卵といえばイクラを見ても分かるように円形をしています。しかし、鳥の場合は長細いものから尖っているものまで差がある気がしますよね。なぜここまで形状が異なるのか、最新の研究から理由が明らかになっています。

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インドネシアにいる鳥、セレベスツカツクリの卵は、普通よりかなり細長い楕円形で、ジャガイモそっくりに見えるかもしれない。だが、この鳥は決してのろまではない。孵化して間もない頃から空を飛べる。なぜ鳥の卵はこのように種によって大きく異なるのか。科学者たちが長年にわたり不思議に思っていた謎を明らかにした研究結果が、6月23日付けの科学誌「サイエンス」に発表された。

NATIONAL GEOGRAPHIC
鳥類の卵の形が種で異なるのは、体のサイズや巣の大きさ、または環境に左右されるのではないかなどいくつか理由が考えられるのですが実は学者の間でもこのような説は挙げられることがあるもののはっきりとした理由は実は分かっていなかったそうです。

NATIONAL GEOGRAPHICによるとプリンストン大学の生態学者らは特定の種をしらべるのではなく、地球全土にいる1400種、5万個近い卵を調べ卵の形状、つまり卵の一端がどれだけとがっているか(非対称性)、どれだけ細長いか(楕円率)などどのような特徴があるのか調査していったといいます。
その結果、卵の形は鳥の飛行速度と移動能力が高ければ高いほど非対称性または楕円率も高くなる傾向があることがわかりました。

プリンストン大学の研究者によるとなぜこのような傾向が強まるのかははっきりとした理由は不明だとしたうえで、推測として飛行速度や移動能力の高い種は体が流線型をしており卵もまた楕円形に変化することでより体を細くすることができ高い飛行性能を獲得したという進化を遂げたのではないかと主張しています。

今回の研究から最も先が細かった鳥の卵はセレベスツカツクリ(Macrocephalon maleo)の卵で最もとがっていたのはアメリカヒバリシギ(Calidris minutilla)の卵だったとしています。

▼孵化して間もない頃から空を飛べるセレベスツカツクリの卵
セレベスツカツクリ

▼アメリカヒバリシギの卵
アメリカヒバリシギ
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