ムーンエクスプレス

地球から最も近い天体、月。人類が唯一に訪れたことがある天体になるのですが、アメリカのMoon Express(ムーンエクスプレス)は、月から持ち帰った地表サンプルの販売を開始すると報じられています。

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近く私企業のものとしては史上初の月面探査機の打ち上げを予定しているMoon Expressは、月面探査事業を2020年から商業化し、月から回収してきた鉱物資源の販売に乗り出すことを発表した。

Moon Expressは惑星科学探査の領域でいわゆるサンプルリターンと呼ばれているもので、月面に探査機を着陸させ、月面から回収した資源を小型カプセルに乗せて、地球まで送り届けようというものとなる。

Business Newsline
このムーンエクスプレスは2010年8月に設立された企業でアメリカ フロリダ州ケープカナベラルで活動しています。同社の最終的な目標は月を採掘し天然資源で利益を上げようという民間企業になります。



月面のサンプルリターンとしては有名なアポロ計画で行なわれており、合計で約382kgを地球に持ち帰っています。また旧ソ連のルナ計画では約326gを持ち帰っているのですが最後に行われた1976年のルナ24号以降、現在も月のサンプルリターンは実施されていません。これに続き中国は今年8月以降に嫦娥5号を打ち上げサンプルリターンを実施する予定です。

もちろんこれらは全て『国』が行なったものなのですが、ムーンエクスプレスは民間企業としてもちろんサンプルリターンという分野でも世界で初めてこれを実施する予定です。

記事によると月のサンプルリターンにかかる全体的な費用は1回あたり1000~2000万ドル(11億~22億円)で、持ち帰るサンプルは数十グラムになるとしています。1gあたり1,000万円すると考えられるサンプルをNASAをはじめとした各国の宇宙機関に売却することで費用を回収しようとしています。


同社は現在Google Lunar X-PrizeというGoogleがスポンサーとなり開催されている民間による最初の月面無人探査を競うコンテストに参加しており探査機が今年にも打ち上げが予定されています。コンテストでは最大で2000万ドル(22億円)の賞金がかけられており、ムーンエクスプレスは賞金を獲得し次の月面サンプルリターンにつなげる計画です。

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