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日本でも各地で大雨となり床下、床上浸水など被害が相次いでいますが、お隣韓国でも同じような大雨に見舞われており先日1000年前に作られたとする石橋の一部が流され消失したと報じられています。

韓国の京郷新聞によると今月26日、消失したのは韓国西部に位置する忠清北道鎮川郡、セグム川にかけられていた鎮川籠橋の一部で16日に降った大雨による影響とみられているとしています。

천년 돌다리 충북 진천 농다리, 폭우로 일부 유실 - 경향신문

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鎮川籠橋は天然の石を積み上げ作られた石橋で長さは93.6m、幅3.6m、高さは1.2m、28本の橋脚から構成されているのですが7番、9番、14番、21番、25番の橋脚が消失し、そこにかかっていた長細い天板となる石も流されました。記事によると16日の大雨は総雨量290mmの大雨となり当時川の水かさが増していたといいます。
またこの橋は2009年7月にも橋脚の一部が流されるなど被害が確認されていたとのことです。

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鎮川籠橋は今から1000年前の高麗時代に作られたと伝わる石橋で有形文化財28号に指定されているといいます。現在のところ緊急復旧作業を行い住民が通行できる程度に修理されているものの郡としては精密調査を行い本格的な復旧に取り掛かるとしています。

▼消失する前の鎮川籠橋