NASA

アメリカ航空宇宙局(NASA)は地球に入ってくる微生物、また地球の微生物が他の惑星で繁殖しないよう対策を行う『惑星保護官』という新たな職員を募集しているとのことです。

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国内外の複数メディアによるとNASAは年収124,406〜187,000ドル(約1400〜2000万円)という条件でPlanet Protection Officer(PPO)という職員を募集していると報じられています。

USAJOBS - Job Announcement
https://www.usajobs.gov/GetJob/ViewDetails/474414000

PPOの主な仕事は実は他の天体から地球に入ってくる微生物、また地球から出て他の惑星を汚染してしまう微生物を警戒しておりその回避と対策とのことです。

NASAは今後火星への有人着陸を実施しようとしておりそれまでに月や火星の衛星への着陸が実施される可能性もあるのですが地表のサンプルを地球に持ち帰ったり、逆に人間が天体に進出することで天体そのものが微生物汚染されてしまう可能性があります。

そこで問題になるのは仮に火星に何らかの微生物がいた場合、火星の固有生物なのかそれとも地球由来の微生物なのか判断をしなければなりません。また宇宙船や宇宙飛行士に火星の微生物が付着し地球上で繁殖した場合どのような結果になるのかは未知数であり予め対策を講じる必要があります。

探査機と殺菌

NASAは火星に探査機を送り込む場合に徹底的な殺菌が行なわれています。具体的にはクリーンルーム内は高温加熱された空気が使用され床は公認された洗浄剤を使用。さらにアルコールや過酸化水素水、さらに紫外線照射による殺菌を実施しているといいます。
しかし、それでも完全に微生物の除去は行えておらず、地球上ではケネディ宇宙センターとフランス国立宇宙研究センターのギアナ宇宙センターにあるクリーンルームでのみ確認されているというターシノコッカス・フェニシスが見つかっています。

▼地球上でクリーンルームでのみ確認されているターシノコッカス・フェニシス
ターシノコッカス・フェニシス

国際宇宙ステーションの外側の窓に地球上の微生物が付着しているなど地球軌道から離れる時点で微生物汚染されてしまう可能性、古来の隕石衝突で微生物が地球ー火星間でやり取りされてしまっている可能性もあるのですが、NASAとしては地球由来の汚染が極力広がらないよう対策を強化していく構えをうかがえる募集となりました。

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