ドリームチェイサー

民間宇宙ベンチャー、シエラ・ネヴァダが開発しているスペースプレーン『ドリームチェイサー』について、先日滑空試験を行う前のヘリコプターによる吊り下げ試験が実施されたと報じられています。

スポンサーリンク
イギリスメディア『The Engineer』によると先月末、アメリカ カリフォルニア州にアームストロング飛行研究センター(モハーベ砂漠)でドリームチェイサー(正しくはドリーム・チェイサー・カーゴ・システム)の滑空試験に向けた吊り下げ試験を実施したと報じています。



このドリームチェイサー試験機は吊り下げたまま地上に降ろされました。今後年内にも同じようにヘリコプターで釣り上げられ投下、滑空し滑走路に着陸する試験が実施される予定です。今回の試験に関してプロジェクトの責任者によると「テスト結果は非常に満足している」と説明しており問題なく完了したと考えられます。

ドリームチェイサーは元々宇宙飛行士を国際宇宙ステーションに打ち上げるため開発されていたものの、2014年9月NASAの審査により同じく有人宇宙船を開発していたボーイングとスペースXに破れました。その後、ドリームチェイサーは国際宇宙ステーションに物資を輸送する輸送船として生まれ変わることになったものがこのドリーム・チェイサー・カーゴ・システムです。

▼ドリーム・チェイサー・カーゴ・システム


そのため仕様変更が求められ有人版ドリームチェイサーを無人に改造しそのスペースをすべて与圧区画に変更。さらに後部にはソーラーパネルと非与圧区画のカーゴモジュールを搭載し打ち上げられます。これにより国際宇宙ステーションに最大5.5トンの物資を送り届けることが可能となりました。
また国際宇宙ステーションで研究された試験された試料を衝撃が少ない環境で地上に持ち帰ることができるためそのような需要も満たすことができるとされています。

ただ、記事によるとドリームチェイサーは有人仕様としても開発されているらしく、最大7名を宇宙に送る能力があるとしています。確かに上記の動画には窓が埋められているのですが、今回公開されたドリーム・チェイサーには窓のような構造物が確認でき有人宇宙船として開発されていることをうかがえます。

スポンサーリンク

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitterで『ZAPZAP!』をフォローしよう!