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2016年2月17日、日本が打ち上げたX線天文衛星「ひとみ」ことアストロHに関して、NECの担当者が誤ったデータを入力し人工衛星を全損させた件に関して5億円の支払うとする民事調停が成立したと報じられています。

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NHKなど国内メディアによると、昨年2月に打ち上げられたX線天文衛星「ひとみ」が打ち上げから約1ヶ月後の3月26日に分解し破壊された件に関して、衛星の制御プログラムを開発したNECはJAXAに対し5億円を支払う民事調停が成立したと報じられています。

観測衛星失敗はプログラムミス NECが5億円支払いへ | NHKニュース

この事故は2016年3月26日、『ひとみ』に搭載された装置により実際は正しい方向を向いていたにも関わらず「自身が回転している」と誤ったデータを受け取ったことで姿勢制御を開始。異常な回転を始めたところで衛星に搭載されている姿勢用のスラスタを噴射し回転を止めようとしました。
しかしNECは回転している方向に噴射するという致命的な入力ミスを行い回転を加速させてしまったことで結果的に分解・全損させました。この入力ミスに関してはJAXA側も気づかなかったなどと説明されています。

▼全損したひとみ(実物)
ASTRO-H_2

あまりに雑なミスにより打ち上げ費用込みで310億円の人工衛星が失われた結果になったのですが、NECは「JAXAの期待に応えられなかったことへの反省と、道義的責任を感じたため、調停案を受け入れました。社内では、再発防止のプログラムを立ち上げ、徹底を図っています」などと述べています。

今回の調停に関してネット上では「あと305億円も払え」、「NECなんかに外注するJAXAが悪い」。「プログラムミスした方も悪いけど億もかけた事業にテストもしなかったのか」などJAXAとNECに対する批判が多く寄せられていました。

ちなみにNECは『ひとみ』を全損させる前の2016年2月金星探査機「あかつき」でも姿勢を誤認しデータを送信したことで地上との通信が一時途絶えるなど問題を起こしています。

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